子宮筋腫

その他 2019年07月27日

塩谷栄一先生(豊中若葉会病院)は憩室炎と子宮筋腫の2症例を発表されました。循環器内科の塩谷先生にとって子宮筋腫は専門外ですが、手術を繰り返していた大きな腫瘍が漢方薬により縮小していきました。
婦人科の三大処方は当帰芍薬散、桂枝茯苓丸、加味逍遥散です、この3剤を5g/日で内服すると順調に改善していきました。当帰芍薬散は気血両虚、肝腎両虚を改善します。桂枝茯苓丸は気滞血瘀、寒凝血瘀を改善します。加味逍遥散は気滞血瘀、湿熱瘀阻を改善します。この症例はこれらの複合証であったということです。