松下幸之助2
幸之助はよく気が付き、よく働く子であったため、ごりょうさんの目にとまりかわいがられました。その自転車屋では2周年、3周年と節目に会があり、皆で記念写真を撮っていましたが、その時幸之助は風邪を引いてしまい、熱が出て出席できませんでした。
ある日、ごりょうさんが出かけるので付いていくように言われ、着物も着替えさせられ着いた先は写真屋でした。記念写真に1人写らなかった幸之助をかわいそうに思い、ごりょうさんの考えで写真を撮ってもらいました。主人は仕事ばかりで全くそんなことがあったことも知りませんでしたが、ごりょうさんがその話をするととても喜びました。そして幸之助も喜びました。