漢字系文字
漢字は一音一字一語の関係にある表意文字です。中国語は母音も子音も種類が多いので日本語よりは音の数が多いのですが、1つの音で1つの意味しかなければ表現できる内容が音の数に限定されてしまいます。必然的に同音異義語が増えてしまいます。中国語に2重母音や3重母音が多いこと、声調があることはこの問題を避けるためだと思います。北京語の声調は4つですが、福建語は7つ、広東語は9つの声調があるので意味の取り違えが少なくなりそうです。
表意文字を使う漢字系文字
漢字、チュー・ソム(字喃、ベトナム語)、西夏文字、トンパ文字、契丹大字、女真大字
表音文字を使う漢字系文字
平仮名、片仮名、契丹小字、女真小字、彝文字