無作為化・比較試験

その他 2017年05月25日

身体によい食品や成分がテレビや雑誌で頻繁に取り上げられます。ダイエットやアンチエイジング、抗癌作用といった効果があると報じられるものに本当のその効果があるのかどうか確認されたものはほとんどないと思います。 ある食品が体に…<br><a class="read-more" href="https://koku-naika.com/precise_treatment/%e7%84%a1%e4%bd%9c%e7%82%ba%e5%8c%96%e3%83%bb%e6%af%94%e8%bc%83%e8%a9%a6%e9%a8%93.html">≫続きを読む</a>

身体によい食品や成分がテレビや雑誌で頻繁に取り上げられます。ダイエットやアンチエイジング、抗癌作用といった効果があると報じられるものに本当のその効果があるのかどうか確認されたものはほとんどないと思います。
ある食品が体によいかどうかを調べるには次のような実験が必要です。それは、一定期間その食品を食べ続けたグループ(実験群)と効果がない別のもの(たとえば小麦粉)を食べ続けたグループ(対照群)に分け、調べたい効果が二つのグループ間で違っているかどうかを調べることです。二つのグループは食べるもの以外に条件に差がないようにランダムに振り分ける必要があります。このような方法が無作為化・前向き研究です。
今回、論文として発表したコーヒーと口臭の関係に関する研究は無作為化・比較試験であり、かつ前向き研究で行いました。