第二次大戦前夜

読書・趣味・家庭 2021年02月26日

1920年代には、戦後賠償に苦しむドイツに対して融和政策を進めようとする機運が、英国を中心に高まっていったようです。『日の名残り』では、融和政策を戦勝各国に浸透させようと主人公スティーブンスが使えるダーリントン卿が尽力する様子を描いています。
融和政策やドイツ軍の再軍備と軍事侵攻、独ソ不可侵条約の締結といったところが第二次大戦に先立つヨーロッパの動きです。中学生時代に、これらの国際外交についてまとめた長文のレポートを作成し、社会科の先生に提出したことがありました。チェンバレン・英国首相、モロトフ・ソ連外相、リッベントロップ・ドイツ外交官は懐かしい名前です。

第二次大戦前夜