緑の家

読書・趣味・家庭 2022年04月18日

1966年に書かれたマリオ バルガス・リョサの小説です。オムニバス形式の小説は時々読みますが、会話の途中でいつの間にか場面が切り替わっている小説は初めてでした。最初は戸惑いましたが、ある程度筋がわかってくると気にならなくなります。その分、小説を読む楽しみが増しました。

この小説は40年間にわたる5つの物語を断片化して再構成した内容でできています。舞台はペルー北西部の砂漠地方、アマゾン川流域の町や開拓地、密林で、知らないことを垣間見る楽しさがあります。