舌ガンと扁平苔癬

学会・研究会 その他 2014年10月04日

「扁平苔癬(へんぺいたいせん)」とは、線状や網目状の病変で周囲が赤くなる、あるいはただれることが特徴で、痛みを伴うケースが一般的です。
 
一方舌ガンの場合は、白色で平坦なタイプであっても線状や網目状ではなく不整形の斑状を示し、一般的に痛みを伴わないことから、両者を区別することができます。
 
ただし、扁平苔癬は舌ガン状態のひとつなので、最終的には病変の一部を試験切除し、病理組織検査を行ったうえで最終的に判断することになります。