運転手のツォゴーさん

ツォゴーさんの一族は代々遊牧民でしたが、彼の父親はウランバートルの大学で民族学を教えているそうです。そこでツォゴーさんもウランバートルの大学に入ったものの、研究の道は肌に合わず商学を学んだそうです。そして卒業後は南ゴビに戻り、何と私たちが昨夜泊ったツーリストキャンプを家族で経営しているのです。そういえば昨日、ツォゴーさんが何度か厨房に出入りしている姿を見掛けました。
 
ツォゴーさんは大学でスペイン語とフランス語の講義を選択したにもかかわらず、今ではすっかり忘れてしまったそうです。しかし観光客の接待を続けている間に、英語だけは話せるようになったと静かに語ってくれました。
 

ホンゴル砂丘に向かうトヨタランドクルーザー

手綱を持ったツォゴーさん

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