阪大病院の仕掛け 

阪大病院の仕掛け
今もあるかどうかはコロナ禍で病院に入りにくいためにわかりませんが、阪大病院の玄関を入った待合室に「真実の口」が設置されていましたが、利用していませんでした。ローマのサンタ・マリア・イン・コスメディン教会の外壁にある「真実の口」は、正直者でないと手を入れるわけにはいきません。
阪大病院の「真実の口」は物珍しさで中に手を入れてもらい、消毒用アルコールが噴霧される仕掛けです。院内感染予防のためですが、私は松村先生の狙い通りにはその仕掛けに反応していなかったことを今回の講演を聞いて思い至りました。
森井 大一,松村 真宏:真実の口を模した仕掛けによる病院来訪者の手指衛生行動への介入,第6回仕掛学研究会 (2019.2)


http://www.shikakeology.org/pdf/TBC2019010.pdf