アジア予防歯科学会 初日1

昼下がり、ようやくウランバートル中心部に位置する学会会場に到着しました。会場は「政府庁舎」という名称を持ち、ビルの正面には奈良の大仏サイズの大きなジンギスカーン像が鎮座しています。ウランバートルのランドマークであるスフバートル広場に面するこのビルからは、あちらこちらの建物の入り口で大統領警備隊風の軍人が出入りする人々をチェックする様子を眺めることができます。
 
果たして本当にこんな所で学会が開かれているのだろうか。怪訝に思いながら敷地に入って行くと、学会のネームプレートを首から下げた参加者が散見されてホッとしました。ところがここでまた一つ、旅先のハプニングに遭遇します。名前のイメージ通りに厳重警戒態勢を敷くこの建物に入場するためには、パスポート・チェックと手荷物のエックス線検査を受けることが必須条件だったのです。無知な旅行者一行はホテルにパスポートを預けてきたため、当然のことながらお払い箱です。皆ですごすごと取りに帰り、準備を整えて出直しです。

 
チンギスハンの大きな銅像

政府庁舎

 

 
パスポートを取りに行っている間4人で待っていました。通りすぎる人たちはなぜ私たちが中に入らないのか不思議そうに見ていました(笑)

 
アジア予防歯科学会 初日2へ進む
ウランバートルへ戻る
アジア予防歯科学会 前日へ戻る