鳥インフルエンザ

時事問題 2013年05月17日
TAOの午前中の講義は邵輝先生が担当されました。邵輝先生はウイルス感染症の研究者でもあり、WHOが開いた鳥インフルエンザの対策会議に出席したところだったそうです。中国での今年の流行の特徴についても解説されました。
香港風邪と同じQ226L遺伝子が見つかっているようです。
肺炎と同時に肝炎も発生しているため、薬の使用が難しくなるようです。
人から人への感染をコントロールすることよりも、鳥から人への感染をコントロールする方がはるかに難しいそうです。
6月か7月に大流行すると予想されていました。
タミフルの効果は限定的で、漢方薬が頼みとなるようです。