北回帰線

読書・趣味・家庭 2013年08月06日

ヘンリー・ミラーの作品です。作者のパリでの放浪生活を描いた小説のようですが、筋立てとはほとんど関係なく、主人公(作者)の思念が延々と描写されていて、訳が分からなくなります。ファウストの下巻を彷彿とさせます。

とても疲れる小説ですが、今まで読んだ小説にはない世界であり、変に魅かれます。