リコリン

雑草あれこれ 2016年02月17日

秋のお彼岸にお墓参りをするとその周囲にきれいに咲いたヒガンバナが目につきます。ヒガンバナには「リコリン」という毒が含まれています。土葬に時代にはモグラやネズミから遺体を守るために毒を持つヒガンバナが植えられたようです。
ヒガンバナは田んぼの畔でもよく見かけます。これもモグラやネズミが畔を壊すのを防ぐために植えられてそうです。稲が不作の年にはこの花の球根を食用にした歴史があり、これも畔に植えられた理由のようです。球根にリコリンが含まれますが、水にさらしておくと毒が抜けるそうです。

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