ニッポニア・ニッポン

北京動物園でトキを見ました。とても有名な鳥ですが、見たことがある日本人は多くないと思います。私も初めてみました。この動物園のトキは日本のものではなく、陝西省洋県から連れてこられたものの子孫です。以下は人民日報の記事です。
 
「 北京動物園ではこのほど、人工飼育したトキの親鳥が自然にひな鳥を育てる、自然保育に初めて成功した。12日、ひな鳥は孵化後41日目を迎えた。
同動物園では1989年に世界で初めてトキの人工繁殖に成功、今度は世界で初めてトキの自然保育の実験に成功した。
トキは環境の変化に非常に敏感で、特に繁殖期には、周囲が騒がしいなどの理由で孵化中の卵を踏みつぶしたり、孵化寸前のひなをつついて死なせ、巣の外に放り出してしまったりすることも多く、過去20年間、人工飼育したトキが自分でひなを育てた例はひとつもなかった。
同動物園では、昨年からトキの自然保育の研究を開始、自然孵化中の卵を踏みつぶしたり、ひなをつついて死なせたりといった行為などの分析を重ね、ついに自然保育に成功した。」
「人民網日本語版」2001年5月14日

 

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