ピロリ菌が胃癌の原因であることの証明

その他 2018年03月20日

ニューイングランドジャーナルオフメディスンという有名な医学雑誌に掲載された疫学研究です。ピロリ菌が胃癌の最大の原因であることを証明した国立国際医療研究センター国府台病院の上村直実院長らの論文です。
慢性胃炎や胃潰瘍の患者1526人のうち、1246人がピロリ菌に感染していました。平均7.8年の経過観察の結果、ピロリ菌感染群では36人が胃癌になりました。一方でピロリ菌非感染群では1人も胃癌に罹りませんでした。