フード・トラック
エンジンがついた屋台という感じで、英語では「food van」ともいうようです。ワイキキの路上や空き地、観光地の駐車場などに停まっています。一皿10ドル前後して結構な値段ですが、よく売れています。最近その数が増えてきたように思います。その理由を想像してみました。
初期投資が少ない
車を改造したり、設備を備え付けたりするのに結構お金がかかりそうなので、この説は合っていそうにありません。プロパンガスや自家発電などは、通常の店舗のガスや電気よりも高くつきそうです。容積が小さいので、同じ大きさの小さな店舗と比べれば安上がりなのかもしれません。
移動できるのでよい立地場所を実地調査できる
ワイキキのような既に発展した観光地ではリッチの善し悪しはテナント料の多寡で判断できるはずであり、何か所も移動して調べる必要があるのか疑問です。
一時的な空き地を利用できる
建物を建て壊してできた空き地は次の建築が始まるまでは遊ばせておくことになります。その間コインパーキングにするという手もありますが、フード・トラックを誘致して家賃を取るという手もあります。路上であれば家賃もかかりません。テナントと比べて賃料が安い、もしくはタダというのが一番の理由ではないでしょうか。