『図説アジア文字入門』

その他 2019年07月19日

国立民族学博物館1階の書店には町で見かけないような本が多数置かれています。今回見つけたのはこの本です。
アジア文字の種類と分布 ( )内はかつて使用されていた地域
インド系文字 南アジア、東南アジア、チベット、(中国、日本)
アラビア文字 中東、南西アジア、南アジア、新疆、(中央アジア、チベット、東南アジア、中国)
漢字系文字  東アジア、(ベトナム)
ラテン文字  トルコ、キプロス、クルド、中央アジア、東南アジア
キリル文字  中央アジア、モンゴル、シベリア
 
読後に調べてみると、アラビア文字はアラム系文字の一種であることがわかりました。アラム系にはイスラエルのヘブライ文字、シリア(かつては中東全域)のシリア文字、中央アジアのソグド文字、新疆のウイグル文字、モンゴルのモンゴル文字、満州の満州文字があります。

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