法然と極楽浄土

国内観光・イベント 2025年12月18日

特別展は法然の浄土思想を特集したもので、東京国立博物館、京都国立博物館、九州国立博物館と巡回して開催されていました。「南無阿弥陀仏」と唱えるだけで極楽浄土に往生できる安易な宗教と思っていましたが、法然の教えはもっと深くて尊いものだと知りました。専修念仏の教えは既存の仏教の教えに反するものとして迫害され、土佐への流刑が決定しましが、減刑が画策され、実際には京に少しは近い讃岐への流刑となりました。讃岐の法然寺三仏堂の仏涅槃像群も展示されていました。涅槃の釈迦の周囲に嘆き悲しむ十大弟子や羅漢聖衆、動物が立体的に配置されています。