リアルタイムの3Dガイダンスによるフリーハンド・サージェリー

学会・研究会 2026年02月10日

ロボット外科手術用のダビンチという機械をご存じですか。ロボットアームと内視鏡カメラを執刀医が遠隔操作して手術を行い、術者は患者の方を見ず、モニター画面に映った体内の様子を見ながら手術を進めていきます。これと同じような機械が歯科でも登場しています。その機械がXガイドです。

山本英樹先生(三国丘歯科クリニック、堺市)はナビゲーションシステムを用いてインプラントを埋入されています。術前にCTを撮影し、歯列をプライムスキャンでスキャンします。CTのDICOMデータとスキャンしたSTLデータをパソコン上でマッチングし、Xガイドでインプラントの埋入方向、角度、そして深さを決定します。手術の際はXガイドのモニター上で現れる位置をドリリングすると、現在のドリルの先が表示され、容易に埋入窩が形成できます。

ドリルの先端の位置がわかり、インプラントの先端を狙い通りの位置に埋入できることは大変大きな利点があります。抜歯即時埋入し、即時付加しようと思えば、初期固定が十分できる必要があります。インプラントの先端を上顎骨の上顎骨との境界部の皮質骨に噛みこませることで、しっかりとした初期固定が得られます。隣のインプラントに接触させて固定源とする場合も、Xガイドが役立ちます。

https://www.nobelbiocare.com/ja-jp/x-guide