ガイドのラクチャさん

ガイドのラクチャさん
今回の旅で私と同行してくれているラクチャさんは、南ゴビ県の遊牧民の家に生まれ、子供の頃は毎年夏になるとこの谷の近くで羊やヤギを放牧していたそうです。彼女はウランバートルの大学を卒業して薬剤師になりましたが、1990年代初頭に起きたモンゴル民主化後、再度大学に入り直して日本語を学んだということです。夏期は日本人のガイドを務め、観光客の来ない冬期は病院で薬剤師として働いています。冬期に過ごす病院では毎日、病気に苦しむ患者ばかりを相手にするため気が滅入ってしまう一方、夏期は観光客と共に旅を楽しむ日々が続きます。彼女の希望は一年中ガイドとして働くこと。日本人が冬にモンゴルを訪れるようになれば、薬剤師を辞めてガイドに専念するそうです。

遊牧民のゲルで牛乳焼酎を頂く



青空市場で宝石の原石を売っていた
 
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