モンゴル人気質

モンゴル人気質
モンゴル領空内の飛行機の中から最初に目にするものといえば、人も動物もいない広大な原野です。ひたすら広く大きく、首都ウランバートルに近付いてもなお景色は変化を見せず、文字通り何もないただの草原に降り立つことになります。遠方に点在するゲルを目の端で捉えながら町らしいものを探すのですが、見当たりません。
その空港が「チンギスハーン国際空港」です。いうまでもなく建国の父であり、モンゴル人にとって最高に偉大な英雄、チンギスハーンその人です。その後もさまざまな場所で、この「チンギスハーン」に出くわします。政府庁官の威厳あふれる座像やお札に描かれた肖像、食品ではチンギスハーンビールにチンギスハーンウォッカなど、その名を冠したものは枚挙にいとまがありません。モンゴルで一番大きな銀行といえば、やはりハーン銀行。ここで30分ほど並んで、ようやく日本円をモンゴルのお金ツルリグに
両替したことも、懐かしい旅の1ページです。

政府庁舎の正面に鎮座するチンギスハーン像

チンギスハーン国際空港

この元朝秘史は原本なのでしょうか。感激ものです!

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