咢片が10枚あるヤマキツネノボタン
キンポウゲ科キンポウゲ属 ヤマキツネノボタン
南魚沼市の坂戸山の登山道で咲いていました。キンポウゲの仲間は花びらのように見える部分が実はガク(咢片)です。本当の花は中心部に小さいものがあります。
話を戻して、咢片は5枚となっていますが、この写真の花は10枚あります。そのため、この花の正体を突き止めるまでに超時間を要しました。結局、キンポウゲ科は花びらやガクの数のばらつきが大きいという論文に出会い、答がわかりました。
北沢美帆. “ばらつきから見えること: キンポウゲ科の花被片数を例に.” 植物科学の最前線 10.A (2019): 32-38.
https://scholar.archive.org/work/zswvget2rfhzvetfzi7na73br4/access/wayback/https://bsj.or.jp/jpn/general/bsj-review/BSJ-Review10A_32-38.pdf