点滴
再び白タクをつかまえて今度は医院に戻り、ベッドで点滴を受けました。3本続いた点滴の途中でニトログリセリン、オメプラゾール、経口保水液を飲みました。ニトログリセリンは心臓の冠動脈を拡張して狭心症を改善する薬で、オメプラゾールはプロトンポンプ阻害剤(PPI)という種類の、逆流性食道炎の治療薬です。また経口保水液は、下痢で脱水状態になった体に必要なミネラルを補うためのものです。点滴には他に幾つかの薬が混ぜられていたようですが、それが何であったのかは判明していません。
点滴の始めと終わりには、オユン先生が病室をのぞいてくれました。今日は4件の手術が入っているそうで、合間に様子を見に来てくれたのです。点滴終了後、「顔色がよくなった」と強調されたのは、私が朝からずっと青白い顔をしていたからでしょう。
ウランバートル市内観光へ進む
国立第2病院へ戻る
院長近況4-4 モンゴル医療体験トップページへ戻る