黄連解毒湯と大黄牡丹皮湯の併用

その他 2014年04月14日

黄連解毒湯は解熱、駆瘀血作用を持ち、大黄牡丹皮湯は止血作用があります。2方剤の併用により、上中下焦に対して清熱、駆瘀血、止血作用を持ちます。
この2方剤を併用するのは、赤色か晴紫色の舌で舌深静脈の怒張し、発熱、悪寒、腹部膨満、便秘の症状がある場合です。病名としては、脳炎(日本脳炎)、結膜炎、舌の出血、大葉性肺炎、アトピー性皮膚炎、ニキビ、腸癰湯、虫垂炎、膀胱炎、痔、睾丸炎、胆嚢炎などです。