就実の丘
上川郡美瑛町は丘陵地帯に美しい畑が広がる観光地です。以前にレンタサイクルで走ったことがありました。「就実の丘」はこのあたりでは一番高い丘で、四方に美しい風景が見渡せます。
就実とは聞き慣れない言葉ですが、香川県からこの地に来た入植者たちが結成した「就実青年会」に由来しています。「就実」という言葉は「去華就実」という4文字熟語からとられています。去華就実は明治41年に明治天皇が臣民に向けて発した道徳律である「戊申証書」に書かれています。見た目の華やかさに惑わされることなく、実のある人間になりなさいという意味だそうです。