抜かない治療を実現するための最新の治療法、治療器材を紹介いたします。 歯科用マイクロスコープとMTAを用いることにより、「抜くしかない」と 言われた歯でも残すことが可能になります。そのためには たっぷりと時間をかけて丁寧で上質な治療であることが必要です。
渡邉恵介先生(奈良県立医大麻酔科)の講演です。慢性疼痛に対してはインテ―ベンショナルな治療としてブロック注射が行われることが多々あります。トリガーポイントへの局所麻酔薬の注入により、痛み→筋緊張→血流悪化→酸素・栄養不足→発痛物質の産生→痛みという「痛みの悪循環」が遮断できます。1回の注射の効果は3~7日持続することがあります。帯状疱疹の急性期の激烈な痛みは、ステロイド注入による神経ブロックで緩和できます。