高田歯科を見学して2
高田先生は私を院長室に招いてくださいました。
そこで、先生のスライドを見せていただき教えてくださいました。
そのスライドも大変見やすくきれいなスライドでした。
前回の直接覆髄後のつづきです。
MTAで直覆後、CRで象牙質を覆ったあとは、2級の修復の場合は歯間部に矯正用ゴムを挿入しておき、次回来院時に歯間離開させておきます。その後の修復処置ですが、前回の処置で象牙質を覆ったCRをマイクロスコープ下で一層除去し、口腔内の環境に暴露し汚染されたCRを除き新鮮面を露出させます。そこにワンステップの接着処理を行いCR修復に移ります。そのとき驚いたのは個歯に応じた鋳造の隔壁を用意しておいてCR充填されていたところです。その充填も鮮やかで大変すばらしいものでした。矯正用ゴムを除去したのちは元どおりに隣接歯とコンタクトが回復しており、大変勉強になる方法でした。