抜かない治療を実現するための最新の治療法、治療器材を紹介いたします。 歯科用マイクロスコープとMTAを用いることにより、「抜くしかない」と 言われた歯でも残すことが可能になります。そのためには たっぷりと時間をかけて丁寧で上質な治療であることが必要です。
ここのところ欠席が続いていた医局の同窓会に出席しました。1年間空席だった教授がようやく決定し、6月に赴任されてきたからです;。新教授は東京医科歯科大学第一口腔外科で講師を務めていた鵜澤成一先生で、今回初めてお目にかかりました。 鵜澤先生の仕事の多くの部分は口腔がんの切除と再建です。再建には主として血管柄付き肩甲骨皮弁を用い、頸部の動静脈と顕微鏡視下で微小吻合します。手術の動画が次々と紹介され、呆気にとられて見入っていました。