感染性心内膜炎予防と治療に関するガイドライン

その他 2018年04月22日

日本循環器学会が「感染性心内膜炎予防と治療に関するガイドライン(2017年改訂版)」を出しました。 p51~56に歯科治療時の菌血症発症率、予防的抗菌薬投与の推奨レベル、予防的投与法が記載されています。また、CQ4として…<br><a class="read-more" href="https://koku-naika.com/precise_treatment/%e6%84%9f%e6%9f%93%e6%80%a7%e5%bf%83%e5%86%85%e8%86%9c%e7%82%8e%e4%ba%88%e9%98%b2%e3%81%a8%e6%b2%bb%e7%99%82%e3%81%ab%e9%96%a2%e3%81%99%e3%82%8b%e3%82%ac%e3%82%a4%e3%83%89%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%b3.html">≫続きを読む</a>

日本循環器学会が「感染性心内膜炎予防と治療に関するガイドライン(2017年改訂版)」を出しました。
p51~56に歯科治療時の菌血症発症率、予防的抗菌薬投与の推奨レベル、予防的投与法が記載されています。また、CQ4として「高リスク心疾患患者に対する歯科処置に際して抗菌薬投与はIE 予防のために必要か?」があげられています。
2013 年のコクランレビューでも,予防的抗菌薬投与に対するエビデンスは認められなかったと結論づけられていて、イギリスではすべての心疾患患者に対する予防的抗菌薬投与を中止しています。

しかし、今回のガイドラインでも高度リスク群には予防的投与が推奨され、中等度リスク群においても予防的投与が提案されました。
http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2017_nakatani_h.pdf