ハットン賞再び
国際歯科研究学会(IADR)という歯科会で一番大きな国際学会が毎年開催されています。今年は米国ワシントンDCで3月に開催予定でしたが、コロナ禍で中止されました。
4年前にソウルで開催されたIADRでは当院で診療していた山内先生がハットン賞を受賞しました。ハットン賞とは発表内容が優秀な研究者に授与される賞のことですが、山内先生の受賞は日本人研究者としては初めてだそうです。山内先生はその後アイルランドに渡り、幹細胞の研究者として活躍しています。
中止となった今年のIADRですが、エントリーしていた研究内容をオンライン?で審査されたようで、今年のハットン賞が発表されました。今年の受賞者はなんと、またもや当院で診療している桝本先生でした。
侵襲性歯周炎患者のゲノム解析をし、この病気に関連する遺伝子をしらみつぶしに調べた研究です。ハットン賞候補者として渡航費や滞在費を支給される予定だったのに中止になって残念がっていましたが、受賞したことで残念さも吹き飛んだでしょう。おめでとうございます。

侵襲性歯周炎患者のゲノム解析をし、この病気に関連する遺伝子をしらみつぶしに調べた研究です。ハットン賞候補者として渡航費や滞在費を支給される予定だったのに中止になって残念がっていましたが、受賞したことで残念さも吹き飛んだでしょう。おめでとうございます。
