扇の的弓道発祥之地
早朝に二荒山神社中宮祠から登山を開始しようとしている際にこの石碑を見ました。源平合戦の故事がなんとなく思い浮かびましたが、舞台から遠く離れた土地です。起き抜けで頭が働かず、写真を撮るだけで通り過ぎました。
那須与一は下野の国那須の豪族です。平家物語では那須与一が矢を放つ前に「南無八幡大菩薩、我が国の神明、日光の権現、宇都宮、那須の湯泉大明神、 願はくは、あの扇の真ん中射させてたばせたまへ~」と念じたと記載されています。この故事にちなみ、瀬戸内海ならぬ中禅寺湖上に浮かんだ船の扇の的を狙う弓道大会が開かれています。