牛乳焼酎
帰国後調べたところ、このお酒は牛乳焼酎だったようです。焼酎とはいえアルコール度数が低く、とても飲みやすいお酒です。かつてモンゴルにロシア兵が駐在していたころ、やはりゲルにもやって来たそうです。そこでこのお酒をふるまうと、ロシア兵は「ウォッカと違って水のようだ。飲みやすい」と言って、ガブ飲みしたそうです。しかし調子よく飲み続けると遂には足にきて、ゲルを出られないという事態になることも珍しくなかったそうです。そんな経緯から、プデヴさんはこの牛乳焼酎を「危険な酒」と呼んでいるのです。
そんな昔話をさかなに酒とチーズを代わる代わる楽しんでいると、女主人がクレープのようなものを皿にのせて出してくれました。ヨーグルトで作ったということですが、これが大変おいしく、一人で全部平らげてしまいました。ここでも、モンゴルの医療問題などを話題に楽しい時間を過ごしました。
大きな皿に少しだけ入ったクレープ状の食べ物。前の日の残り物だったのか
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