慢性疼痛が治っていく順序
水野泰之先生(関西医科大学心療内科)の講演です。慢性痛痛の治療を開始した当初は、痛みが改善していくことはそれほど多くありません。むしろ、痛みの改善は最後の段階で起こることがよくあります。
- 痛みはあるが、痛みに対する恐怖心が薄れてくる。
痛みがあるが、できることが増えていく。
- 痛みでできなくなっていたことができるようになる。
仕事を休みがちだったが、何とか毎日仕事にけるようになる。
痛くて友達付き合いができなかったが、友達と食事に行けるようになる。
- 痛みを相手にする時間が無くなっていく。
- ふと気づくと以前よりも痛みが軽くなっていることに気づく。