火星の石

国内観光・イベント 2025年08月06日
1970年の大阪万博ではアメリカ館で展示された「月の石」を見ようと多くの人が行列を作りました。前年に人類が初めて月面に降り立ち、そのアポロ計画で人間が持って帰った「月の石」であることから、その石を見ることには歴史的な意義があり、その体験者となりたい人が多かったことはよくわかります。
今回の万博の日本館では「火星の石」が展示されていました。日本人が火星に降り立ったわけではなく、JAXAが火星にロケットを飛ばしてサンプルリターンしたわけでもないことは、隠しようがない事実です。
この石の正体は南極で発見された火星から飛来した隕石です。この石の展示のすぐ先に係員が立っていて、「火星の石」観察証明書をいただきました。