単治・覆髄の治療例

単治・覆髄の治療手順

1 局所麻酔
2

ラバーダム防湿rabadamu

歯にゴムのカバーをかけることにより唾液や細菌に侵入のない状態を保ち、術中の感染を防ぎます。

3

虫歯になったエナメル質・象牙質の削除zougeshitu

マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)で拡大して虫歯を除去するため虫歯の取り残しがなく、なおかつ健全な歯の過剰な除去を防ぎます。

4

覆髄hukuzui

軟らかいままの虫歯を除去すると、神経が露出する危険があるため一旦、深い虫歯の部分に薬を塗布し殺菌と軟らかい虫歯を固くする効果のある薬を塗布します。

この効果があらわれるまで2か月ほど仮蓋で待ちます。神経の露出の危険が少なくなった2か月後に残りの虫歯を除去します。

5

仮封kahu

青い色のついた硬いセメントで蓋をして、2が月ほど待ちます。色がついているので、次回除去するときに歯と見分けがつくようにしています。