「ラッカは静かに虐殺されている」
「アラブの春」により始まったシリア内戦は泥沼化し、その間隙を縫ってISが台頭しました。ISはユーフラテス河岸の町ラッカを首都として定め、支配しました。ラッカではタバコや飲酒が禁止され、男性には顎髭、女性には全身を覆うニカブの着用が強要されました。
この程度ならサウジアラビアでも同じです。ISはもっと徹底していて、域外や海外との連絡も禁止し、反したものをスパイとして公開処刑し、恐怖で町を支配しました。同性愛者はビルの屋上から突き落とされ、即死しなかった者は石打の荊でとどめを刺されました。町の現状を世界に伝えようとした市民記者の秘密組織が「ラッカは静かに虐殺されている」です。
Raqqa Is Being Slaughtered Silently
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