抜かない治療を実現するための最新の治療法、治療器材を紹介いたします。 歯科用マイクロスコープとMTAを用いることにより、「抜くしかない」と 言われた歯でも残すことが可能になります。そのためには たっぷりと時間をかけて丁寧で上質な治療であることが必要です。
今回初めて知った用語がフラッディング法(flooding)です。これはクライエントが強い不安や恐怖を覚える状況にさらす方法で、強迫性障害に用いる暴露反応妨害法と似ています。違いは暴露反応妨害法が弱い刺激から徐々に刺激を強くしていくのに対して、フラッディング法ではいきなり最強の刺激を加えてしまうことです。 初回の口臭検査の際に、患者さんの口のすぐそばまで私の鼻を近づけて臭いを調べます。これはフラッディング法ということになります。