月下推敲

その他 2018年04月16日

谷川浩司永世名人が2011年に出した詰将棋集をスタッフルームの靴箱の扉に貼り、毎日昼ご飯を食べながら考えました。7年かかりましたが、最後の第100番を終えることができました。ほとんどの問題は自力では解けず、回答を盗み見しながら少しずつ解いていきました。第100番は最後の問題だけあってほれぼれするような工夫がちりばめられ、正解を読んで理解するだけでも2時間ほどかかりました。
終わってしまうと寂しいものです。江戸時代の将棋名人は「図式百番」といって、詰将棋100問を将軍に献上しました。伊藤完寿や大橋宋桂などの図式百番が購入できるのなら、解いてみたいものです。

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