歯科医師国家試験の合格率
大阪大学歯学部の学部長であり、大阪大学大学院歯学研究科の研究科長でもある天野敦雄教授の挨拶は大阪大学歯学部の学生の国家試験合格率に関する話題に終始しました。天野先生や私たちが卒業するころは国家試験は(ほぼ)全員が合格する易しい試験でした。しかし、近年は2割近くが落ちるようになってきていて、学生も大学もかなり試験勉強に力を入れています。
天野先生の説明によると、大学入試時の倍率と国家試験の合格率は見事に正の相関があるようです。10年前ほど前に入試倍率が最低を記録し、その後は少し上がって来ているそうで、今年の倍率も近年では一番高かったそうです。6年後の国家試験の合格率も今より高くなりそうです。