気逆

その他 2018年10月15日

頭に気血が昇る状態を気逆といいます。本来、頭は冷えていて足は温かいものですが、気逆になると四肢は冷えて頭部顔面はのぼせます。この状態を「上熱下寒」といいます。気逆の症状にはこの冷えのぼせの他に動悸、驚きやすい、発作性の頭痛、少槽間、悪心嘔吐、顔面紅潮、腹痛発作などがあります。
気逆に対しては四逆散、香蘇散、半夏厚朴湯、逍遥散、柴胡加竜骨牡蠣湯、桂枝加竜骨牡蠣湯、苓桂朮甘湯、苓桂甘棗湯を用います。