田中光子さんの半生
ひぐち歯科に通院している患者さんなのですが、病状を伺いながらいろいろな話をしているうちに、彼女の身の上話になり、聞くとこれがまた凄いのです。松下幸之助氏の秘書であり、書道家でもある。田中光子さんの半生を明日から少しだけお話します。
半生記① 【習字を始めて】
小学校3年生から6年生まで習字を習っていました。習字が嫌になり親には内緒で行かなくなってしまったことがありました。それは、月謝は払っていたが来てないと連絡が入り親にばれてしまったのです。当然親には怒られましたが、そのことがきっかけで深く反省してその後も中学、高校と書道を続けました。その努力もあり都市対抗や日展にも作品を出し必ず賞を取っていました。盾やCUPはたくさん自宅に置いてあります。そのすばらしい書道の腕のおかげで松下電器に秘書として入社試験を受けることなく推薦で入社することができました。