陽明病

その他 2015年05月16日
陽明病
陽明病とは大腸と胃の病気のことです。陽明病には以下の3種の特徴があります。
1. 熱の病
大腸は「伝導の官」であり、邪気の出口となります。ここに湿邪が溜まり、湿熱が生じます。
2. 気血の病
胃や大腸は飲食物の栄養分(水穀精微)を吸収し、気や血を生み出します。陽明病にかかると吸収不善から気血が不足し、母乳が出ない、閉経、月経不順、頭痛、眩暈などの症状が生じます。
3. 局所の病
気滞血痕、寒気欝血などのためにテニス肘など局所の痛みが生じます。