親知らずは必ず抜かないといけないの?(その2)

その他 2017年09月06日

親知らずは、抜いた方がよい場合と残せる場合とがあり、親知らずが歯としての働きを果たしているかどうかで、それを判断します。
抜く条件
上下の歯がかみ合っていない
虫歯が大きすぎる
炎症を繰り返している
頬をかんでしまう
手前の歯に虫歯や歯周病ができた
痛みがひどい
矯正治療の邪魔になる
抜かないでよい場合
一方、手前の歯と同様に正しく生えている、あるいは骨の中に完全に埋まっている場合は抜かずに残すことができます。その場合、前方の歯を失ったときに親知らずを利用してブリッジができる、バネをかけることができるため入れ歯を安定できる、また歯の移植(自家歯牙移植)に利用できるというメリットもあります。