CBTを学ぶ会
関西学院大学梅田キャンパスで3月のCBTを学ぶ会が開催されました。今回は統合失調症に対する認知行動了承の症例が発表されました。視線恐怖があり患者さんが集まる場所に行きにくい患者さんです。本人の主訴は「被害妄想を治したい」というものでした。「変な人、と皆に見られている」と思って周囲の視線が怖く、変な人だと思われる被害妄想があるということらしいです。
被害妄想が主訴とは奇異な感じですが、ともかく認知行動療法が素晴らしい効果をあげました。「どのようにしたのか」ということよりも、「どうしてよくなったのか」という点が興味深い症例でした。
http://studygroup.cbtcenter.jp/osaka-kobe/