初診時に舌痛症を疑った症例の検討

学会・研究会 その他 2014年10月03日

舌の痛みがある患者の舌苔を培養すると71%でカンジダ菌が確認されました。舌痛に対して抗真菌剤の塗布が有効な場合がありましが、カンジダ菌が検出されても抗真菌剤が無効場合も少なからずありました。
 
また、サクソンテストという唾液分泌量の検査で異常を認めたものが20%でした。これらの結果から、舌痛に対しては細菌や真菌感染の防止と口腔内の乾燥を防ぐことが必要であると?いえます。
 
実際に口腔衛生指導や唾液腺マッサージが有効でした。これらの対処だけで薬なしで治る場合もありました。