院長近況4-2 モンゴル医療事情 の記事一覧

手術室、処置室、分娩室

手術室、処置室、分娩室と見て回りましたが、全身麻酔器械や呼吸心拍モニター、超音波診断装置などは見当たりません。案内されなかっただけかもしれませんが、血液自動分析装置も目にすることはありませんでした。 見学した印象では、診…
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歯周病

ホンゴル砂丘近郊のゲルを訪問したとき、一家の主人から歯の具合を診てほしいと依頼されました。そこで口の中をのぞいて歯を触ってみると、下顎智歯が動揺しています。どうやら歯周病が進行しているようで、痛くて噛めないということです…
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食生活の変化

困ったことに最近、伝統的な遊牧民の保健医療状況にだんだんと悪い変化が現われているらしいのです。南ゴビ旅行後半の道中、運転手を務めてくれたプテヴさんによると、かつては少なかった腎疾患や高血圧症が急増中とのこと。どうやら、食…
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モンゴル伝統医療

モンゴルの広大な国土を渡り歩く遊牧民は、ほとんど現代医療を受ける機会に恵まれていません。草原や砂漠を走る道路はどこも未舗装で、病人を都市の病院まで搬送するのは困難を極めるのです。冬の雪や春の雪解けによるぬかるみは、さらに…
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頭頚部形成外科医

前述の通り、オユン先生は1993~1994年にかけて大阪大学歯学部第二口腔外科に留学していました。当時の私は松坂市民病院での勤務を終えて2年ぶりに大学に戻ってきたところでしたが、オユン先生といえば口腔外科の手術よりも研究…
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